先日、家内に誘われて都内の生物園にホタルを見に行った。
清流を失った大阪や東京で育った私は、一面に舞うホタルを見たことはなかった。
正直なところ、あまり期待していなかったけど、初めて見るホタルの美しさは想像以上で、呆然と見とれた。
真っ暗闇の中、何百匹ものホタルが頭上を舞った。
強い光、弱い光。
弧を描く光、静止した光。
そのすべてが一見ランダムに見えたが、実は完璧に調和し、絶妙なバランスを保っていると思った。
これを見たとき、私はそれが紛れもなく神様がプログラムした動き方であり、光り方であることに気づいた。
「主は天地万物を人間のために創造された。」
このことをRAPTブログで知った。
この神様の大いなる愛を感じたとき、自然と涙がこぼれ落ちた。
近年、日本を訪れる観光客の間でデジタルアート美術館が人気を博している。
確かに、デジタルにプログラムされた光が織りなすアートは美しいと思う。
しかし、人間が創造したアートと神様が創造したアートは次元が違うと感じた。
人間といえども神様の創造物なのだから当然だ。
そんなことを考えながら、何分経っただろう。
まるで時間が止まっているかのようだった。
目の前のホタルの芸術も、神様が人間のために創ったものだ。
周りの観客はまだ誰もそのことを知らないはずだ。
だから、悔しかった。
神様に反逆したサタンは、この真理を悟らせないために、地上に無神論を広め、神と人間の関係を引き裂いた。
特に、無神論を含む偽物の科学は、この百年の間に急速に世界中に広まった。
逆に、古代にさかのぼればさかのぼるほど、地球は平らであり、神は天地万物の創造主であるという価値観が主流であった。
蛍の光を見るたび、星空を眺めるたび、その美しさゆえに創造主を賛美した人が、古代にはたくさんいたのだろうか。
ゲンジボタルは清流にのみ生息し、緩やかな曲線を描いて飛ぶ。
一方、ヘイケボタルは少し淀んだ沼地にも生息し、その飛び方は直線的だという。
ヘイケボタルは主に東アジアに分布している。そして驚いたことに、ゲンジボタルが日本固有種であることを知った。
こんな繊細な美しさを、神様は日本人だけに特別にプレゼントしてくださったのだと、さらに感動した。
だからこそ、神様の救いの手を足蹴にしてきたこの日本が偽りの無神論から脱却し、神様のもとに立ち返ることができるように心から祈っている。
世界から無神論がなくなり、神の愛に感謝して生きる世界に変わっていくことを心から願ってやまない。