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賢くなければ優しくなれない

投稿日:2019-10-23 更新日:

目次

1.優しさとは

2.相手のために行動すること

3.本当に相手のためになっているか

1.優しさとは

だいぶ前の話ですが私は、よく「優しい人が好き」とか「〇〇さんは優しい」というフレーズを耳にするたびに、このフレーズは曖昧だなあと、気になっていた時期がありました。

一言で「優しい人」って言うけど、それってどんな人だろうと考えたことがありますか?

まず、「優しい」を辞書で調べると、大きく分けて

①「穏和」「柔和」

②「思いやりがある」「親切 」

という意味があります。

そして「思いやり」とは、

「他人の心情や身の上などに心を配ることやその気持ち」を指し 「その人の身になって考える」

とあります。

しかしここで、「その人の身になって考える」と言ったときに、単純に相手に対して共感や同情をする場合と、本当に相手のためを思って接する場合とでは、こちらの選択する態度が異なってくると思います。

前者は、どこまでも穏和・柔和に優しく接するのですが、後者は、必要に応じて時には厳しく、あえて妥協を許さずに接するときがあるからです。

だから、ただ単にいつも穏和・柔和なだけの人を「優しい人」という場合と、時には厳しい態度を辞さずとも本当にその人のためを思って行動する人を「優しい人」という場合ではレベルが異なり、後者のことを「本当の優しさを持った人」と言ったりして、区別していると思います。

その場しのぎで「共感」や「同情」することは、むしろ「優しさ」で無い場合さえあります。

2.相手のために行動すること

「あの人は厳しいけど、厳しさのなかにも優しさがある」というようなフレーズを、皆さんも一回は聞いたことがあるのではないでしょうか。

また、こんどは怒る立場になった時の話ですが、「怒る」という行為は「こんなにパワーが要るのか」と皆さんも痛感した経験があるのではないでしょうか。

相手のことを思って成長を願う場合や、相手との関係性を継続発展させたい場合に、人は時間と労力を投資して怒りますが、相手のことをどうでもよいと思えば、怒ることをせずに「相手にしない」「付き合わない」 「頼まない」「取引しない」という行為に出ると思います。

地域の共同体が発達していた昔の時代と違って、都市生活やSNSの発達によって人との出会いや別れの障壁が小さくなってきたドライな現代ほど、本当の意味で愛のある指摘をしてくれる人や怒ってくれる人のことを人は貴重に思うのではないでしょうか。

つまり「本当の優しさ」というのは、「本当に相手のためを思って行動すること」と言えます。

本当の愛で接している相手に対してはその人のためを思って行動するので、ただ共感して迎合するのではなく、時に厳しい態度をとったり怒ったり直言することもあるということですね。

これは例えば、子育てにも通じると思います。自分の子供に対しては、怠け癖が原因で悪い成績をとったら叱咤激励することを辞さないし、嘘をつくなどの悪い行いをすれば反省するまで諭そうとするけど、他人にはそこまでしないです。

3.本当に相手のためになっているか

しかしここで、「本当に相手のためになること」が正しくわかっていないケースが難題です。子育てを例にとっても幼少期の場合は簡単ですが、子供が大きくなるにつれて、それは難しくなります。

例えば、ひと昔前まで「良い大学」に入学して「良い会社」に就職することが子供にとっての幸せだと固定観念に縛られて、自分の子に知らず知らずのうちにそのように勧める親も多かったのではないでしょうか。

今でもそう考える親はいるかもしれませんが、20年前「良い会社」とされていた有名大企業も最近は軒並み業績見通しが悪化したり、何万人というリストラ計画を発表していることからみて、その固定観念が王道でも何でもないことは明らかです。

もしも、その子の希望が有名大企業への就職ではなく、個性を生かすもう少し別の道だったかもしれないのに、親の希望に合わせて子の意思を曲げていたとしたら、本来花開いていたかもしれない才能を摘んでいます。

このように考えると、「本当に相手のために行動する」ためには、「本当に相手のためになること」が何かを知っている賢さが必要となります。

しかし、この賢さが本当に難しいです。よほど広い視野で世の中を観察していてる人でも、何十年も先のことは想像がつきません。

上述の就職の例でいうと、時代の流行り廃りに関わらず「本人のやりたいことを尊重し、本人の個性を大事にする」ということが普遍的な真理だと気付いている人が本当に賢い人だったと言えます。

現にそのような教育方針の親のもとで育ち、それぞれの道で成功している人も昔から沢山いらっしゃることと思います。(私は自分の親には感謝してますが)

だから、相手のためを思って行動する気持ちだけあっても、それが本当に相手のためになっていなければ、片手落ちどころか、ありがた迷惑になるので、本当に相手にのためになることを洞察する「賢さ」とセットじゃないと「優しさ」は効力を発揮しないと言えます。

人生について悟らせて下さる RAPTさんのブログ http://rapt-neo.com/ では、この本当の賢さを持っているのが唯一で全知全能の神であり、だからこそ私たちにとって神の真理を知ることが鍵であることを繰り返し教えて下さっています。

また、RAPTさんの教えて下さる「愛」は世間で言う「愛」とは違って、何倍も次元が高いのですが、そのなかで「愛と真理は表裏一体である」という言葉を教えて下さっていますのでご紹介します。

真理が無ければ愛を理解することが出来ず、愛が無ければ真理を伝えることが出来ない。この二つは揃ってこそ威力が発揮される。

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