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何もかも見え方が変わった

投稿日:2026-07-07 更新日:

「君には、さらに大きな案件をやってもらいたい。」

慰労会の席で、担当の役員からそう言われました。

続けて、私はさらに思いもよらなかった言葉を聞きました。

「君は、どんな状況になっても、まったく意に介さず、だな」

その瞬間、私は驚きました。

自分では、毎日必死だったと思っていたからです。

慰労会から遡ること数年。

当時、業界の大きな変化の波を受けて、数百億円もの取引を失う危機に直面していました。

もしこの取引を失えば、事業そのものが立ち行かなくなる――

営業部には緊張が走り、誰もが先の見えない状況でした。

営業担当だった私にとって、その頃から、目の回るような怒涛の数年が始まりました。

朝一番で担当の役員まで進捗報告を入れ、

昼は顧客訪問と社内調整、

夜は最悪の事態を想定して代替案を練る。

「もし契約がなくなったら…」

そんなことを考えながら眠りにつく毎日でした。

「君は、どんな状況になっても、まったく意に介さず、だな」

この言葉を聞いたとき、私は思わず目を丸くして答えました。

「いえいえ、そんなことないです。」

心の中では毎日、焦っていたからです。

それでも、役員には違って見えていたのです。

この言葉がよほど意外だったのか、ことあるごとに頭の中を巡りました。

自分では、何も変わっていないと思っていました。

でも、言われてみれば、それ以前と比べると肝が据わってきたのだと自覚できました。

よくよく思い出すにつけ、数年前までの私は確かに、小さな契約の受注のたびに一喜一憂していたからです。

思い返してみると、昔からお世話になっていた先輩にも、「最近、本当に頼もしくなった」と言われていました。

「どうしてだろう…」

こんどは、自分の変化の原因が気になりました。

思い当たる出来事を、一つずつ振り返ってみました。

大きな仕事を経験したからだろうか。

年齢を重ねたからだろうか。

でも、どう考えても、それだけでは説明がつきません。

最後に思い至ったのが、同じ頃に出会ったRAPTブログでした。

神様は人間と愛を成すために天地万物を創造された――

人間が生まれてきた目的は、霊魂の救いと成長である――

そんな神秘的な話を、ただ興味深い話だと思って読んでいました。

ところが読み進めるうちに、

点と点だった出来事が一本につながるようになりました。

そして、「これが真理なのだ」と思うようになっていったのです。

世の中の見え方が変わったのだと自分でも気がつきました。

より大きいものを知ったために、他のものが小さく見えるようになったのだと。

以前なら、きっと、百億円という数字だけで足がすくんでいたはずです。

けれど神様の視点を思うようになってからは、

「百億円だから何だろう」

そんなふうにも思えるようになっていたのです。

もちろん仕事を軽く考えるようになったわけではありません。

ただ、それ以上に大切なものを知ったことで、必要以上に恐れなくなったのです。

まだ私が新米だった頃の、先輩の言葉が頭に浮かびました。

「仕事ができる人は、部長や社長になったつもりで仕事を俯瞰できる人だ」

私は、仕事をこなしていくうちに、本当にその言葉のとおりだと実感したものです。

この話からすると、神様の視点は、どんな社長よりも遥かに上です。

神様は何千年もの間、

この地上の喜びも悲しみも、

すべてをご覧になってこられた。

そう思った瞬間、

私の中で、物事の大きさが変わりました。

自分も、

仕事も、

会社も、

政治や経済さえも、

神様の前では本当に小さなものに思えたのです。

私はいつまでこんな小さな仕事をやっているのだろうか、とさえ思えました。

そんな思いもあってか、いつの間にか自分で法人を経営するように私の人生も変わっていきました。

人は、何を見上げて生きるかによって、物事の見え方が変わる――

私にとって、もちろんそれは神様でした。

神様を仰ぎ見るようになってから、

仕事も、

人生も、

私自身も変わりました。

「まったく意に介さず、だな」

あの言葉を思い返すたびに、

神様が私を少しずつ変えてくださっていたのだと感じます。

これからも私は、永遠に生きておられる神様を仰ぎ見ながら歩んでいきたいと切に願っています。

RAPT有料記事250(2018年2月12日)主が天地万物を創造した目的はただ一つ。私たち人間と愛を成すためだ。

RAPT有料記事284(2018年6月11日)我々人間がこの世に生まれてきた目的は、霊魂の救いと成長のためだ。

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