
昔の写真を見ていて、ふと気づきました。
私はもう、「あの頃は良かった」とは思わなくなっていたのです。
社会人になって数年が経った頃、私はよく溜息をついていました。
「こんなはずではなかった……」
思い描いていた人生とは違う現実に、何度も失望しました。
「あの頃に戻れたら……」と思いながら、過ぎ去った日々を懐かしみ、今の自分を嘆く毎日でした。
振り返れば、人生の中で何度もそんな時期がありました。
ところが、昔の写真を見終えた後、今の自分を振り返ってみると、あることに気づいたのです。
いつの間にか、過去の良かった頃に戻りたいと思わなくなっていました。
「なぜだろう。」
そう考えたとき、私は一つの答えにたどり着きました。
以前は、過ぎ去った日々を懐かしみ、そこに幸せを探していました。
しかし今は違います。
今が最高だと思えるのです。
そして、これからはもっと良くなるという希望を持って生きています。
その理由は、間違いなく神様に出会ったことにあると思います。
私は四十代になって初めて神様の存在を知り、その後、信仰を持つようになりました。
もちろん、それ以降の人生にも艱難の風が吹くことはあります。
それでも、神様を知らなかった頃に戻りたいと思ったことは一度もありません。
天地万物を創造され、私たち人間をも形作られた神様。
その大きな愛を知り、感じながら生きられることが、どれほど有難いことでしょう。
御言葉を学び、心を込めて祈るとき、神様の愛に包まれるような温かさを感じます。
最近では、その愛と希望があることを当たり前のように感じ、感謝を忘れかけていたのかもしれません。
だからこそ、昔の写真をきっかけに、神様との出会いがどれほど大きな恵みだったのかを、改めて噛み締めました。
今、私は人生の折り返し地点を過ぎてから、ようやく人生の本番が始まったような、そんな希望に溢れています。
では、いつ頃から過去を振り返るようになったのでしょうか。
幼かった頃の私は、過去に戻りたいなどと思ったことはありませんでした。
未来には希望があると信じ、前を向いて生きていたのだと思います。
私が初めて後ろ向きの感情を抱いた記憶は、中学生の頃に遡ります。
「未来は必ずしも明るいとは限らない。」
そのことに気づいたのかもしれません。
それ以来、心が少しずつ闇に覆われ、希望の光を見失うことがありました。
たとえ体は成長していても心が成長しない――今思えば、そのような停滞感に苛まれることもありました。
もちろん、何かを達成したり、良い事があったりして、喜びに溢れたことはあります。
しかし、そのような喜びは一時的なもので、心から満たされることはありませんでした。
きっと私は、心から安心して身を委ねられる、大切な拠り所を見失っていたのだと思います。
RAPT有料記事805(2024年1月13日)永遠に朽ち果てない神様の愛に心の拠り所を置きなさい。そうしてこそ、あなたの心も人生も安定し、幸福を実感して生きられる。
だから、今、心から感謝しています。
こうして、私が神様に出会えるよう、人生を導いてくださったこと。
たとえ何を失っても、これさえあれば生きていけると思えるものを与えてくださったこと。
御言葉を通して生きる意味を教え、私の人生を新しく変えてくださっていること。
すべてが神様の恵みです。
もう、私は「あの頃は良かった」と後ろを振り返ることはありません。
神様に出会えた今が、私の人生で最も幸せなときだからです。
そして、これから先には、もっと素晴らしい未来が待っていると信じています。
過去を懐かしむのではなく、今を感謝し、未来に希望を抱きながら、神様と共に成長していきたいと思います。
RAPT有料記事940(2025年6月30日)神様の愛は空気のように常に私たち人間を包み込んでいる。その愛を常に実感して生きられれば、誰であれ神様を強く信じ、愛して生きられるだろう。